日本の住宅の伝統技術は、過酷な自然災害との戦いの中で完成されてきました。特に在来木造住宅の屋根は、台風に強く、冬の積雪にも耐えることが条件として大変重要な要素になります。
台風の吹き上げる風に耐えるため、屋根には重い瓦を載せます。雪が降るとその重みが屋根全体にかかります。豪雪地帯では、雪の重みで梁がたわみ、襖や障子が動かなくなるほどです。
松澤工務店の住宅は、台風や地震災害に備えて、日本の伝統技術である「中引き」を使用します。屋根の加重を受け止め、それを支える柱に均等に荷重がかかる様に、直径50cm以上ある赤松の丸太をそのまま使います。丸太は製材によって木の繊維が切られることがなく、角材よりもはるかに強度のある梁として台風や地震にびくともしない屋根を内側から支えます。
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