土地を探す場合、敷地についての基本的な注意事項を上げておきます。
1)道路
・探している土地に隣接する道路は4m以上であること。
・またその道路は2m以上土地に接していること。
2)水道・ガス・下水道
・水道やガスが敷地内まで引き込まれていること。
・下水道や排水設備が埋設されていること。
3)地盤
地盤の軟弱さは家の基礎部分のコストに大きく影響します。河川や湖沼の周辺には、以前は河原であった、もしくは湿地を埋め立てたという土地があります。それらの土地は地盤が大変軟弱で、駐車場の舗装が波打ったり家が傾いたりする場合があります。
素人ができる地盤の軟らかさのチェックには、次のような方法が簡単な方法としておすすめです。
・鉄筋が容易に差し込める。
・スコップで容易に掘れる。
・車などによる振動を感ずる。
また周辺に古くから住んでいる人に、その土地が以前はどのようであったかを確認すると良いでしょう。川の氾濫による浸水、昔あった地滑りの経緯などの情報がわかります。
4)日照や通風
・真南の位置を確認しておきましょう。建物をたてた場合の日照に影響する周囲の建物や地形はどうなっていますか?
・隣地や周囲に空地があった場合、そこにどのような建物ができるのかも確認しておきましょう。
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