DVDレコーダーの普及でリビングの利用はフレックスタイムになると言われています。テレビ番組を100時間録画できるハードディスクを内蔵したDVDレコーダーは、家族がみんなでみることができる番組を食後のくつろぎの時間までとっておくこともできますが、自分だけが見たい番組も好きな時間に見ることができるようになります。
息子が深夜に自分だけの番組をみる。奥様が録画しておいた番組を昼間に見る。リビングは家族が入れ替わりで利用する場所となります。


・音楽のストレージと再生ができます。
アップルコンピュータの「iPod」に代表される音楽のデジタル化。その中心となるのかパソコンです。パソコンのハードディスクに蓄積できる音楽は、数万曲にのぼり、「iPod」に添付している「iTunes」で様々に分類され、利用できます。その日の気分に合わせて数十曲を選曲し3〜4時間のサイクルで再生することができます。パソコンのイヤホンジャックからミニコンポの外部入力ジャックへ接続すると、高音質で音楽を楽しむことができますね。

・ネット上のアルバムサイトを薄型テレビで鑑賞します。
またデジタルカメラの写真は、ネット上のアルバムサイトへ保管します。アルバムサイトは年間3,000円程度で利用することができます。クラッシュしたり、間違えて消してしまったりするパソコン上のデータよりも、ネット上のサーバーに写真を保管した方が安全といえます。
また写真を見るための画面も使いやすく、アイテムの増設やリニューアルでいつも楽しく見ることができます。また小さなパソコン画面ではなく、薄型テレビへの出力が可能です。家族旅行のアルバムは、インターネットからパソコンで受信し薄型テレビの画面で鑑賞する時代になりました。
・デジタルビデオの編集
家族の成長記録は、劣化するVHS映像からデジタル映像保管へ変わりつつあります。パソコンに強いお父さんはデジタルビデオカメラの映像をパソコンに入れて編集し、DVDレコーダーに保管します。もしくはデジタルビデオカメラの映像をDVDレコーダーにいれ、パソコンからDVDレコーダーを操作して編集します。編集の終わった映像はDVDディスクに焼き付けて保管します。


パソコンとその周辺機器、テレビやDVDレコーダーなどをリビングに設置した場合、その配線やACアダプターを差し込むコンセントなどで機器の裏側は雑然とします。特にパソコンは場所をとり、その前で操作をしなければなりません。これらの機器がリビングにあると部屋は殺伐とした雰囲気になるとも限りません。そこで機器がもっとも使いやすくしかもリビングの雰囲気を壊さないレイアウトを住宅のプランの時に考えましょう。